レッスンメモ10|音程への入り方

レッスンメモ10|音程への入り方を意識しよう|歌い出しは「カーブ」で決まる

歌い始めで、

「声が出にくい…」
「音程が安定しない…」

そんな経験はありませんか?

実は、歌は音程を真っすぐ狙うというよりも、どんなカーブで音程へ向かうかが大切です。

プロの歌手でも、ほんの少し下から入ったり、上から入ったりと、その時々に合わせて自然なアプローチをしています。


音程には「着地」するイメージ

歌は点ではなく、線でつながっています。

そのため、歌い出しでは

  • 少し下から持ち上げる
  • 少し上から落ち着かせる

など、自然なカーブを描きながら音程へ向かうことで、声が出しやすくなることがあります。

大切なのは、どこから入るかではなく、最後に狙った音程へきれいに着地することです。


その日の声で入り方は変えていい

声の状態は毎日同じではありません。

高い声が出にくい日は、少し下から持ち上げる方が歌いやすいことがあります。

逆に、音程が高くなりやすい日は、少し上から落ち着かせる方が安定することもあります。

「いつも同じ歌い方」ではなく、その日の自分に合ったカーブを選ぶことも大切な技術です。


シャクリとは少し違う考え方

この動きを「シャクリ」と呼ぶこともありますが、今回お伝えしたいのはテクニックではありません。

目的は、歌いやすく、自然に音程へ入ることです。

大きく動かす必要はなく、ほんの少し意識するだけでも効果があります。


練習方法

同じ音を、

① 少し下から入る

② 少し上から入る

この2パターンで歌ってみましょう。

どちらが楽に声が出て、音程が安定するかを比べてみると、自分に合った歌い方が見つかります。


Q&A

Q. 音程は真っすぐ狙わなくてもいいのですか?

はい。実際の歌では、音程へ向かうまでに自然なカーブが生まれることがほとんどです。

大切なのは、最終的に狙った音程へきれいに着地することです。

Q. 毎回、下から入ればいいですか?

いいえ。

曲や声の状態によっては、上から入った方が歌いやすいこともあります。

どちらが正しいというより、その日の声に合ったアプローチを選ぶことが大切です。

Q. シャクリのクセがつきませんか?

必要以上に大きく動かすとクセになることがあります。

今回は表現のためではなく、歌い出しをスムーズにするための小さなカーブとして考えてみましょう。


今日のひとこと

「音程を狙うのではなく、気持ちよく着地しよう。」



小学5年生〜中学3年生の方は、