少人数の福祉施設でも音楽活動はできる?|小さな空間だからできる音楽の時間
福祉施設で音楽活動というと、大勢の利用者の方が集まるイベントをイメージすることがあります。
広いホール。
たくさんの参加者。
ステージでの演奏。
本格的な音響設備。
しかし、音楽活動は大人数でなければできないものではありません。
5人。
10人。
十数人。
小規模な施設や少人数の集まりでも、音楽を楽しむ方法はあります。
むしろ人数が少ないからこそ、参加される方の好きな曲を聞いたり、一人ひとりと話したりしながら、その場に合わせた音楽の時間をつくりやすいこともあります。
ムジカスケッチでは、人数の多さではなく、その場所にいる方がどのように音楽を楽しめるかを大切にしたいと考えています。
音楽イベントに大人数は必要ない
「参加者が少ないので、演奏をお願いするほどではないかもしれない」
と考える施設もあるかもしれません。
しかし、音楽を楽しむために必要な人数が決まっているわけではありません。
数人で一緒に歌う。
目の前で生演奏を聴く。
好きな曲をリクエストする。
楽器の音を間近で楽しむ。
少人数だからこそできる音楽活動があります。
小さな共有スペースでも考えられる
音楽活動のために、大きなホールが必要とは限りません。
普段使用している共有スペース。
レクリエーションルーム。
食堂の一角。
小さな多目的室。
使用する楽器や人数にもよりますが、普段の生活の中にある空間で実施できる場合があります。
まずは会場の広さや設備を確認し、その場所で無理なくできる内容を考えます。
演奏者との距離が近い
少人数の音楽活動では、演奏者と参加される方との距離が近くなります。
ギターを弾く手を見る。
歌っている表情を見る。
楽器の音を近くで聴く。
曲について演奏者と話す。
大きなステージでのコンサートとは違った、生演奏の楽しみ方があります。
一人ひとりの好きな曲を聞きやすい
参加人数が少ない場合には、一人ひとりの希望を聞きながら進めやすくなります。
「どんな曲が好きですか?」
「好きな歌手はいますか?」
「昔よく歌った曲はありますか?」
参加される方から教えていただいた曲を、今後の選曲に取り入れることもできます。
人数が少ないからこそ、その場にいる方の好きな音楽を中心に考える方法があります。
会話を交えながら楽しめる
少人数であれば、演奏するだけでなく会話を交えながら進めることもできます。
一曲歌う。
その曲について話す。
次に聴きたい曲を聞く。
また一曲演奏する。
決められたプログラムを順番に進めるだけではなく、その場で生まれた会話を音楽につなげることができます。
一緒に歌う
少人数の歌の会も考えられます。
童謡・唱歌。
昭和歌謡。
季節の歌。
好きな歌。
伴奏に合わせて、無理なく一緒に歌います。
全員が歌う必要はありません。
歌いたい方は歌う。
聴きたい方は聴く。
知っているところだけ口ずさむ。
それぞれの方法で参加できます。
一人ずつ違う参加方法でもいい
少人数だからといって、全員が同じことをする必要はありません。
一人は歌う。
一人は手拍子をする。
一人は演奏を聴く。
一人は曲について話す。
同じ場所で同じ音楽を共有しながら、それぞれ違った楽しみ方をすることができます。
楽器を間近で見る
普段あまり楽器を見る機会がない方にとっては、楽器そのものも音楽活動の一部になります。
「これはどんな楽器?」
「どうやって音が出るの?」
「少し触ってみたい」
演奏だけでなく、楽器について話したり、可能な範囲で実際に触れてみたりすることもできます。
大きな音響設備を使わない方法も
小さな会場では、大きなスピーカーや音響設備が必要ない場合があります。
歌声。
アコースティックギター。
ピアノ。
会場や人数に合わせて、できるだけ自然な音量で演奏する方法も考えられます。
必要以上に大きな音を出さず、その空間に合った音量で楽しむことも大切です。
グループホームなどの小規模な施設でも
福祉施設にはさまざまな規模があります。
大規模な施設だけでなく、グループホームなど比較的小規模な場所でも音楽活動を考えることができます。
参加人数が少ない場合には、大人数向けのコンサートとは違った内容にすることができます。
参加される方の好きな曲を中心にする。
会話を多くする。
一緒に歌う時間を増やす。
その場所に合わせた形を考えます。
普段のレクリエーションとして取り入れる
少人数の音楽活動は、特別なイベントだけでなく普段のレクリエーションとして取り入れる方法もあります。
季節の歌を楽しむ。
数曲の生演奏を聴く。
好きな歌をリクエストする。
みんなで一曲歌う。
大掛かりなイベントにしなくても、普段の生活の中に音楽を取り入れることができます。
誕生日など小さな行事にも
施設全体の大きなイベントだけでなく、小さな行事に音楽を取り入れる方法もあります。
誕生日。
季節の集まり。
少人数の交流会。
ちょっとした記念日。
数曲の生演奏や一緒に歌う時間を加えるだけでも、その日の企画の一つになります。
少人数だから柔軟にできることもある
大人数のイベントでは、事前に決めたプログラムに沿って進める必要がある場合があります。
少人数の場合には、その日の様子を見ながら内容を調整しやすいことがあります。
今日は歌いたい方が多いので一緒に歌う。
リクエストが出たのでその曲について話す。
楽器に興味を持っているので楽器を紹介する。
その場の雰囲気を見ながら進めることもできます。
人数よりも、その場所に合っていること
音楽活動の価値は、参加人数だけでは決まりません。
100人のコンサートには、100人のコンサートの良さがあります。
10人の歌の会には、10人だからこその良さがあります。
大切なのは、
「何人集められるか」
ではなく、
「その場所にいる方がどのように音楽を楽しめるか」
だと考えています。
地域の音楽教室だからできること
ムジカスケッチは、大阪市鶴見区を中心に活動している音楽教室です。
大規模なコンサートだけではなく、地域の中にある小さな音楽の機会にも関わっていきたいと考えています。
数人で一緒に歌う。
目の前で一曲演奏する。
好きな音楽について話す。
そんな時間も、音楽を地域に届ける一つの方法です。
施設の規模に合わせながら、無理なくできることを一緒に考えていきます。
福祉施設のご担当者様へ
ムジカスケッチでは、小規模な福祉施設や少人数での音楽活動についてもご相談を受け付けています。
「参加者が10名程度しかいない」
「小さな共有スペースしかない」
「大掛かりなイベントではなく、身近な音楽の時間をつくりたい」
「グループホームで生演奏をお願いできるか相談したい」
といった場合でも大丈夫です。
参加される方、おおよその人数、会場、ご希望の内容、ご予算などを伺いながら、その施設の規模に合った音楽活動を一緒に考えていきます。
まずはお気軽にご相談ください。
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