小山先生おすすめ|『ギターで覚える音楽理論 ― 確信を持ってプレイするために』とは?ギタリスト目線で学べる実践的な理論書

小山先生おすすめ|『ギターで覚える音楽理論 ― 確信を持ってプレイするために』とは?ギタリスト目線で学べる実践的な理論書

「音楽理論を勉強したいけれど、五線譜や鍵盤の説明では分かりにくい。」

「コードやスケールを覚えても、実際の演奏でどう使えばいいのか分からない。」

そんなギタリストにおすすめしたいのが、養父貴さん著『ギターで覚える音楽理論 ― 確信を持ってプレイするために』です。

一般的な音楽理論書は、鍵盤や五線譜を中心に説明されていることが多く、ギターを弾く方には少し難しく感じられる場合があります。

この本は、ギタリストが実際の演奏に活かせるよう、ギターを弾く人の目線で音楽理論を解説した一冊です。

今回は、ムジカスケッチ代表・小山先生がおすすめする『ギターで覚える音楽理論』をご紹介します。


『ギターで覚える音楽理論』とは?

『ギターで覚える音楽理論 ― 確信を持ってプレイするために』は、リットーミュージックから出版されている音楽理論書です。

著者は、『ギタリストのための全知識』でも知られるプロギタリストの養父貴(ようふ たかし)さんです。

本書は、ギタリストのために、ギタリスト目線で音楽理論を説明していることが大きな特徴です。

コードやスケールの名前を覚えるだけではなく、それらがどのような仕組みで成り立ち、実際の演奏でどのように使われるのかを学べます。

2005年に発売された書籍で、B5変形判・248ページ。書籍版にはCDが付属し、電子版向けの音声データも出版社の公式サイトからダウンロードできます。

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ギタリスト目線で理論を学べる

音楽理論の説明では、ピアノの鍵盤や五線譜が使われることがよくあります。

もちろん、それらも音楽を理解するうえで大切です。しかし、普段ギターの指板を見ながら演奏している方にとっては、

「それをギターではどう考えればいいの?」

と感じることもあるでしょう。

本書では、コード・ボイシングやブルーノートなど、ギタリストにとってなじみのあるテーマを取り上げながら、音楽理論を実際の演奏に結び付けて説明しています。

理論を単なる知識として覚えるのではなく、ギターで音を出しながら理解したい方に向いています。


この教本で学べる内容

メジャースケールの仕組み

最初のパートでは、メジャースケールがどのように成り立っているのか、スケールをどのように覚えればよいのかを学びます。

ただ指板上の形を暗記するのではなく、スケールの仕組みを理解するための内容です。


ダイアトニックコード

本書では、メジャーとマイナーのダイアトニックコードについて詳しく解説されています。

さらに、

  • コード進行
  • コードスケール
  • テンション
  • マイナースケール

など、コードとスケールの関係についても学べます。

コード進行を見たときに「なぜこのコードが使われているのか」を考えるきっかけになります。


実践的なコードの使い方

ダイアトニックコード以外にも、

  • 分数コード
  • セカンダリードミナント
  • 代理ドミナント
  • ディミニッシュコード

など、楽曲でよく使われるコードの仕組みが取り上げられています。

名前だけを見ると難しそうですが、実際のコード進行例を交えながら説明されているため、演奏とのつながりを確認しながら学べます。


すぐに使える実例

後半では、

  • メジャーコードとマイナーコードの組み合わせ
  • ブルースの理論的な考え方
  • ターンアラウンド
  • ラインクリシェ
  • ギターのコードボイシング
  • 実際の楽曲に見られるコード進行

などが紹介されています。

理論だけで終わらず、「実際の曲ではどのように聴こえるのか」まで確認できることが、この本の大きな魅力です。


音を聴きながら確認できる

音楽理論は、文章を読むだけでは理解しにくいことがあります。

本書には音源が用意されており、紹介されているコード進行や響きを実際に耳で確認できます。

出版社によると、単なる練習用の音ではなく、理論と実際の音楽がどのようにつながっているのかを確認できるよう、音楽的な完成度も意識して制作されています。

「このコード進行は、実際にはこう聴こえるのか」と確認できるため、目と耳の両方を使って学習できます。


小山先生がおすすめする理由

私がこの本をおすすめする理由は、

「難しい音楽理論を、ギタリストの目線でかみ砕いて分かりやすく説明してくれるところです。」

音楽理論の本は、読んでも実際の演奏と結び付かないことがあります。

しかし、この本では実践的なコード進行やギターで使いやすいボイシングが豊富に紹介されているため、「覚えた知識をどう演奏に使うのか」が分かりやすくなっています。

著者の養父貴さんは、バークリー音楽院でギターと作曲・編曲を学び、帰国後は幅広いジャンルで演奏活動を続けてきたギタリストです。

専門的な知識を持ちながらも、説明は丁寧で親しみやすく、難しいテーマでも読み進めやすいところが魅力です。

私自身も音楽理論を学ぶなかで参考にしてきた、おすすめの一冊です。


初心者にもおすすめ?

ギターを始めたばかりの方には、少し難しく感じる部分もあるかもしれません。

まずは、

  • メジャースケール
  • 基本的なコード
  • キー
  • ダイアトニックコード

などを学び始めた頃に読むと、理解しやすくなります。

すべてを最初から覚える必要はありません。

今の自分に必要な部分から読み、演奏経験が増えたあとにもう一度読み返す使い方もおすすめです。


こんな方におすすめ

  • ギターで音楽理論を学びたい方
  • 鍵盤中心の理論書では分かりにくかった方
  • コード進行の仕組みを理解したい方
  • アドリブや作曲に挑戦したい方
  • コードボイシングを増やしたい方
  • 理論を実際の演奏に活かしたい方

理論を暗記するためではなく、演奏に確信を持つために学びたい方に向いています。


電子書籍で読むときの注意点

電子書籍版は固定レイアウトで制作されているため、タブレットなど、比較的大きな画面を備えた端末で読むのに適しています。

文字だけを自由に拡大したり、文章の検索やハイライト、辞書参照など、一部の電子書籍機能が使えない場合があります。

スマートフォンだけで読む予定の方は、表示の見やすさを確認してから選ぶと安心です。


出版社公式サイト

本の詳しい内容や音声データについては、出版社公式サイトをご確認ください。

出版社公式サイト

Rittor Music
ギターで覚える音楽理論 『ギタリストのための全知識』の著者が放つ実践的音楽理論書!

ムジカスケッチでも音楽理論を学べます

ムジカスケッチでは、音楽理論を用語だけで覚えるのではなく、実際にギターを弾きながら理解できるようレッスンしています。

例えば、

  • コードができる仕組み
  • ダイアトニックコード
  • スケールとコードの関係
  • コード進行の考え方
  • アドリブへの活かし方
  • 作曲やアレンジの基礎

などを、一人ひとりの演奏経験や目標に合わせてご案内しています。

「音楽理論に興味はあるけれど、独学では難しい」という方もお気軽にご相談ください。


まとめ

『ギターで覚える音楽理論 ― 確信を持ってプレイするために』は、ギタリストの視点から音楽理論を学べる実践的な教本です。

メジャースケールやダイアトニックコードの基礎から、セカンダリードミナント、コードボイシング、ブルース、実際の楽曲に見られるコード進行まで幅広く扱っています。

豊富な実例と音源を使いながら学べるため、理論と実際の演奏を結び付けたい方におすすめです。


よくあるご質問(Q&A)

音楽理論の初心者でも読めますか?

はい。ただし、基本的なコードやスケールを少し知っていると、より理解しやすくなります。分からない部分は飛ばしながら、必要な項目から読む方法でも問題ありません。


一般的な音楽理論書との違いは何ですか?

ギタリスト目線で書かれており、コードボイシングやブルーノート、実践的なコード進行など、ギター演奏と結び付きやすい内容が多いことが特徴です。


音源を聴きながら勉強できますか?

はい。書籍版にはCDが付属し、電子版用の音声データは出版社の公式サイトからダウンロードできます。


作曲やアドリブにも役立ちますか?

はい。コード進行やスケール、テンション、コードボイシングなどを理解することで、作曲やアドリブを考える際にも役立ちます。


ムジカスケッチでも相談できますか?

はい。音楽理論をギター演奏に活かす方法についても、一人ひとりのレベルに合わせてご相談いただけます。



小学5年生〜中学3年生の方は、